「特別天然記念物」のカメ

わたしは今までに二回、「特別天然記念物」に遭遇した事があります。
ひとつは、沖縄の「西表島」に旅したときです。
西表島は島の海岸側を、ぐるりと一周
ドライブ出来るように、道路がつながっています。
レンタカーで島を一周していたら、
突然前方から、のっそり…のっそり…と
ラグビーボールほどの大きさの、リクガメが
道路を横断してきました。
もうちょっと気づくのが遅かったら、
車で敷いていたかも知れません(汗)。
「天然記念物、道路でひき逃げされる」
なんて新聞の見出しになったらどうしよう…。
その時は、とっさにそんな事を考えてしまいました(苦笑)。
このカメは「セマルハコガメ」という名前の特別天然記念物です。
特徴は、下側の甲羅が動くということだそうです。
普通の亀は、手足頭を引っ込めても、
甲羅のその部分には穴があいているため、
そこを目掛けて、敵に攻撃されてしまう危険があります。
カメの一番「無防備」な、部分かも知れないですね。
でも「セマルハコガメ」は、
その手や頭の甲羅の「穴」の部分が、塞がるように出来ているのです。
甲羅の下側のその部分が、折れ曲がり、
穴を塞いでぴったりと閉じる事が出来るのです。

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